「小牧」蔵元紹介

明治42年に創業し、現在は家族全員が一丸となり、製造、販売している、小さな蔵元です。

明治の末期、河内源一郎が沖縄より
黒麹菌を鹿児島県に持ち帰りました。
白麹菌(黒麹からの突然変異種で河内源一郎
が発見した)と黄麹菌(清酒用)
現在でも種麹(麹菌)屋さんでは、清酒同様
木製麹蓋を使用し、手造りで麹を造っております。
鹿児島県に二軒ある種麹屋さんの内の一軒、
河内源一郎商店、社長山本正明さんのお話し
によりますと、醸造酒は酵母の影響、蒸留酒は
麹の影響を受けるもので、300gの種麹から
一升瓶で約800本の焼酎が出来るそうです。
又、白麹は口当たりが良く、甘く感じ、万人好みで
軽やかなのに対し、黒麹は野性的な味わいで、
濃厚かつ深みがある味わいに仕上がるそうです。
麹の重要性を再認識する事ができました。
早朝より、いもを蒸す蒸気が流れだします。
原料に使われるタイ米です。
麹菌を米に散布し、蒸された米を室に移します。 蒸米を丹念にほぐします。
翌朝、完成した麹米です。
一回の仕込み総米は150sです。
かめに水をはり、もと分けをします。
その中に、完成した麹米を入れます。
その後、一週間位で醗酵し、完成まじか
な白麹を使った一次もろみです。
前日に仕込んだ、黒麹を使った一次もろみです。
その後、一週間前後で醗酵し、完成
まじかな黒麹を使った一次もろみです。
(スッパイ味がします。)

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