「風の森」蔵元紹介

創業は享保4年(1719年)、仕込み水を汲む井戸は創業以来280年にわたって使っております。 
蔵の特徴は、全量純米の無濾過生原酒で出荷しており、製品は「しずく」「しぼり華」「斗瓶取り」
の三種類の搾り方で構成されています。
『しずく』は袋搾りにて、ポタポタ垂れてくる雫だけを採取し、マイナス5℃のサーマルタンクに貯蔵後、瓶貯蔵されます。
『しぼり華』は加圧せず、搾り機より自然に垂れてくる部分を採取しマイナス5℃のサーマルタンクに貯蔵されます。
『斗瓶取り』は袋吊りにて、ポタポタ垂れてくる雫だけを採取し、斗瓶に貯蔵 されます。(年一回、秋口に限定出荷)
 
葛城山麓に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み地層を潜り抜ける間に、
まるで自然の濾過器を通した様に、鉄やマンガン、有機物などのお酒の大敵を取り除いてくれます。
左側の写真の中で、山の丁度、窪んだ所が「風の森峠」と言い、酒名はそこから命名された。
右側の写真は歴史を感じる蔵の入口。
仕込み水は地下百メートルの深井戸から
汲み上げています。
原料米のアキツホの稲
麹室の風景。能登杜氏四天王と呼ばれている
有名な杜氏さんが設計されたそうです。
酒母室の風景
仕込んだばかりのアキツホのモロミ。
7号酵母の香りが仄かに香ります。
全製品、手作業でラベルが貼られ、出荷されます。
 

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